2008/07/30

夏の日の朝

父が亡くなってから今日でちょうど一ヵ月が経った。
あの時の重苦しい曇天とは打って変わって、まぶしい青空が広がっている。
雑木林では蝉が鳴き、近所の小学校のプールからは子供たちの歓声があがっている。
空に広がるサルスベリはますます濃い色を残し、その向こうの入道雲とのコントラストが美しい。
季節を感じられるのは幸せだ。

こんなにすがすがしい夏の日に、人を殺してやろうだとか、おとしめてやろうだとか考えている人は不幸だ。
ましてや親に恥をかかそうと事件を起こしたり、見ず知らずの人を殺めるなんて、お前こそが恥だろう!?

何気ない日常の風景こそが、求めても手に入りにくいものだということを人は忘れがちだ。
失ってから気付くなんてあまりにも悲しいから、私は思う存分今日を楽しもうと思う。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

幸福って意外と身近にあるのに、気付かないんですよね。私も似たようなことを考えていたところでした。

さらたび。ぷるみえ さんのコメント...

季節の移り変わりを感じたり、空を見上げることを忘れちゃいけないと思ってます。
自然を感じられなくなった時、不自然な方向に動いてしまう気がするんです。
「自然」ってすごい言葉ですよね。

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