土曜日のバレンタインデーは出勤日だったので、同じ部署の女子にカンパを募り、男子3人にチョコを贈った。
会社の義理チョコ習慣が大嫌いでカンパを拒んだこともある私だったが、今年は初めて率先して贈りたいと思った。
今の同僚たちには義理などではなく本心で感謝しているし、どの男子も愛すべきキャラクターなのだ。
バレンタイン当日、私の隣りの席の33歳の男子だけ代休だったので「下駄箱に入れていたずらしよう」というみんなの悪い誘いに乗り、チョコを下駄箱に忍ばせておいた。
そして週明け。
彼はいつものように涼しい顔をして席についた。
ニヤニヤした私を見て犯人だと気付いたらしく、彼もニヤリ。
しかし、下駄箱を開けて例のブツを見つけたはずなのにあの涼しい態度。私がニヤけなければきっと秘密にしてたはず。
誰だろうと思ったはず。
そして一瞬でも期待したはず。
ぬか喜びでスマン(笑)。
サッカーが大好きな彼のために、他の2人とは違うサッカーのボールとユニフォーム型のチョコを贈ったのだが、どんなリアクションをするか見たくて「カワイイから開けて!」と何度言っても開けてくれない。
年下の女性リーダーから「恥ずかしがる歳でもないじゃん!」とからかわれて、ついには鞄の奥底に仕舞ってしまった。
たかが会社の女子から贈られた義理チョコでここまで照れてくれるなんて、今どきなんてピュアでシャイでキュートな男子なのっ!?
惚れてまうやろぉーーー!!!
でも、残念ながら私と彼の仲は一か月後に引き裂かれる運命なのであった…。
2 件のコメント:
> 命が危なくなった時に食べることにする
って、このコメントは凄いですっ!
そりゃ惚れたとしても仕方ありませんね。笑
わたしもぷるみえさんに同感です。
相手が驚き、喜び、嬉しがる様子を想像しながら企むのが好きです。
いやー、チョコは値段じゃないですね。
愛ですよ愛!(笑)
中身が分かっている贈り物なんてつまらないじゃないですか。
人生いつでもサプラーイス!のほうが楽しいですよね。
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