2010/09/26

MUSIC MAGAZINE、やっときた!

キリンジさんが表紙の「MUSIC MAGAZINE 10月号」が1週間経ってやっと手もとに届いた。一緒にネットでオーダーしていた輸入CDの発売が遅れたせいだったが、待たされすぎて首がキリンになった…というしょーもないシャレは置いといて。

MUSIC MAGAZINE ( ミュージックマガジン ) 2010年 10月号

期待したわりに特集はたったの28ページ。別冊カドカワのユニコーン特集みたいなの(それは期待し過ぎだけど)を想像していたので「え?たったこんだけ?」って拍子抜けしてしまった。ちょっとひどくない?表1-4を飾ってるのに。

でもインタビューは面白くて、自分たちの音楽作りに自信が満ちあふれているのが感じ取れた。一番好きなのは
「(自分たちの音楽を例えて)なんてことのない古着のシャツを着ていても、ブルックス・ブラザースに見ていたと思う。そういう意識で作っていたから質がいいのはしょうがない」
という内容の兄樹の発言。ぐはー、やられた。さすが“僕ら音楽に愛されている”と歌っちゃう人たちですよ!

ライターさんたちのアルバムレビューもあったのだが、あの独特の歌詞に触れて掘り下げている人が少なかったのは残念。
そして私が昔から苦手な女性ライターさんも書いていたのでイヤな予感はしたのだが、やっぱり“レアな楽曲”や“自分にだけ話してくれたエピソード”を引きあいに出してくれていた。芸風変わってないな、ふふ。
これって同性だからこその嫉妬だって分かってるんだけど、やっぱり「ムキー!」っとなる(笑)。それを狙って自然に自慢できる人って羨ましいわー。

にしても驚いたのは、この本に載ってる9割のアーティストのことを私は全く知らないということ。現代の音楽からどんどん取り残されていってるけど、現代の音楽がつまらないから仕方ないのだ。たったの28ページしか特集できない冒険心のない雑誌には私は興味ない。

さて。お次は10月1日発売のキリンジ単行本。お小遣いのやりくりが大変です。

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