2012/09/16

受け入れる人

土曜出勤のお楽しみ、外食ランチ。
今日は同僚がガッツリ食べたいというので、近所の居酒屋さんで定食。
私はサバ塩定食680円。サバ食べてりゃ間違いない。

数日前、ここで部署の会合をした。
2週間おきに仕事で隣の席に来る別部署の同僚男子も誘ったら、快く来てくれた。
とても穏やかで、微笑んだ顔がデフォルトのゆる〜い感じ。おそらく私と同世代。
実は私、彼と入れ替わりで来ている同僚のことが苦手で苦手で苦手で…。同じ部署で付き合いの長い彼から、どうにか“攻略法”を聞き出したかったのだ。

その苦手な同僚は、とにかく行動があやしい。
常に独り言を言っている。しかもネガティヴな内容。常に怒ったりイライラしている。大きなため息をつく。無駄な動きが多く立ったり座ったりがやたら多い。静かになったかと思うと椅子からひっくり返るのではと思うほど大胆に寝ている。

なんなんだこの人!も〜〜〜耐えられない!!!

イライラが積もり積もった2週間のあと、まったく対極的な穏やか青年に入れ替わり、心の底から安心するのだ。

リーダーの意見では、彼は先天性の気質を持った人なので、今さら直すことはできないだろう。特殊な気質だけど仕事は抜群にできる。それを無理矢理“一般的”なモラルに合わせようとすれば、逆にパニックになって事故が起こりかねない。彼のペースを保つしかないのだという。
えー、そうなの? そうなのかあ…。

帰り道、穏やか青年と同じ方向だったので、いろいろ話を聞いた。
その中で彼がこんなことを言った。
「普通の人と思うと違和感を感じるけど
“病気にしては頑張ってる”と思えば大丈夫」。

うわー、なんなのよこの仏様のような見解!
拒絶ではなく、受け入れてしまう懐の深さ。
それに比べてイライラをつのらせる自分は
なんと器が小さいことか。

あたしねー、やっぱりこの穏やか青年好きかも(笑)。

2 件のコメント:

あゆなか さんのコメント...

そうなんですよね。
現象として外部で起こっている事は誰にでも同じ、平等なんだけど、それをどの様に捉えて内部に受け入れるか、反発するかは個人の選択次第なんですよね。
とかく、不幸は外部からやって来るかと思いがちなのですが…

さらたび。ぷるみえ さんのコメント...

認知療法というやつですよね。
特に私は、回りの違和感(音、物、人、出来事など)を敏感に察知してそれを遠のけたいと思ってしまうほうなので、みんなが不快に思わないことでも気に病んでしまうのです。
そんな私のこともまわりは受け入れてくれているんですよね。

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