2016/08/28

大人の女子会で大人の会議

2日続けて気が置けない友人(違う人)と飲み会。

1日目の議題:
 昔大好きだったバンドの記念ライブに行くか、行かないか。

●行きたい理由
・若い頃に情熱を注いだバンドの晴れ舞台を見たい
・当時一緒にライブを見ていた友人たちと会いたい
・あの有名なライヴ会場の楽屋に行ってみたい

●行きたくない理由
・昔の方がかっこ良かった
・昔の曲のほうが明らかに良かった
・メンバーチェンジのため半分がすでに知らない人

結論:行かない方向性で
理由:好きだったバンドの劣化を見るのはつらい

昔入れ込んだバンドに興味がなくなってしまったこの感じを
何かに例えられないかと考えたところ
タバコをやめたことに近いのではないかと思った。
毎日貪るように吸っていたけれど、ある日突然吸わなくなり
その後も吸いたいと思うことがなくなり
いつしか忘れていった。
たまに副流煙を吸わされると非常に気になって
避けるようになり、毛嫌いするようになった。
もう一度吸えと言われても無理。


2日目の議題:
 子どもの進路に親が関わるべきか、否か。

●関わったほうが良い理由
・子どもは社会のことを知らないので親が道を示すべき
・子どものモチベーションを保つために親がハッパをかけたほうが良い
・子どもに自分の夢を託す親が多いのではないか

●関わらなくても良い理由
・子どもは親の持ち物ではないので自由な道を歩ませるべき
・親がいくら道を示しても最終的に選ぶのは子ども自身である
・自分が親に干渉されて嫌だったことを思い出すべき

結論:しつこく関わらない方向性で
理由:子どもは親の思う通りにはならない生き物である

甥っ子が進路に迷っている(というかやりたいことが分からない)ので
この先どうしたら良いかと妹から相談を受けた。
そんな私も道に迷い中なので何ともアドバイスしにくいが(笑)
私の周りでも先の道が見つからない子どもが意外に多い。
子ども本人が自分の思う通りにはいかないのだから
さらに親の思う通りなどには絶対にならない。

親がある程度の道(道徳)を示すのは必要だが
その後の人生を決めるのは子ども自身だし
最終的には子どもが“自分がどうなりたいか”ではないか。
親は親で出来る限りの事はやっているはず。
それでもダメならそれは親の責任ではない。
「進路」という論点からはちょっとずれるけれど
子どもの不祥事に受け答えする女優さんを見て
そんなことをしみじみ思った次第でございます。

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