2017/01/21

火焔型土器フェスに行ってきた

國學院大學博物館で開催中の「火焔型土器のデザインと機能」という展示へ。

会場に入ると、まず最初に国宝の火焔型土器が! 十日町で見たのが2010年12月だから、6年ぶりの再会。もうそんなに昔なのか〜。
思えば十日町でこの土器を見たのをきっかけに、縄文式土器への興味を深めたんだった。

十日町だけでなく、長岡、津南、三条など新潟県の火焔型土器のスーパースターたちが勢揃いで、大コーフン!!

 
土器だけでなく土偶もあり。顔がない土偶の模様、ちょっとアイヌの文様に似てるなあ。

企画展だけでなく常設展も、大量の土器と土偶が!こんなすごい博物館が東京にあるなんて、しかも無料だなんて!
おまけにアンケートに答えるだけでとても立派な(美術展で2000円くらいで売ってそうな)図録まで無料でもらえるなんて素晴らしすぎる。ありがとうございます大学様。
2月5日までやっているので、絶対見に行ったほうが良いです。
ちなみに次の展示は神道入門でこちらも面白そう。

午後は津南町の博物館の学芸員さんによるミュージアムトークの後、エレキチェロ奏者の斎藤孝太郎さんのミニコンサート。
なんと津南町の縄文土器の文様をヒントに音符におこしてアレンジしたというユニークな曲を演奏してくれた。
その発想に驚かされるとともに、チェロの深い響きが縄文時代によく合い、とても豊かな時間を過ごすことができた。

3月の18きっぷシーズンに新潟方面に行こうかと悩んでいたけれど、なんだか呼ばれてる気がしてきたぞ。

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