2017/10/01

ヤスくん

元キリンジの堀込泰行氏が
最近あちこちで活躍しているのを目にするようになった。
まずはLINEのCMで注目された、キリンジの名曲「エイリアンズ」。


そしてUCCコーヒーのコンテンツで
口ロロ(クチロロ)とコラボした「バース・コーラス」。


“一夜限りのミステリーバンド”として結成されたのに
いい曲すぎてミニアルバムの発売が決定したTHE LAKE MATTHEWS。

ヤスくん自身のソロはあまり話題にならず
残念だなあと思っていたけれど
ここにきてこの快進撃。
彼はなぜか周りが放っておかない、生まれ持っての“弟キャラ”なのだ。

キリンジを抜けてソロになってからのヤスくんの曲は
正直あまりピンとくるものがなかった上に
満を持してリリースされたアルバムは
ベストではないコンディションと感じざるを得なかった。
やりたいことを好きにやるために独立したはずなのに
彼のやりたいこととファンのニーズが合わなかったのかもしれない。

最初に書いた3曲が受け入れられた共通点は、
ズバリ「誰もが思うキリンジっぽさ」なのではないかと思う。
なんだかんだ言って好かれるのは
キリンジっぽい曲だというのは皮肉な話だけど。

音楽に限らず、大衆に向けて発信したものは
受け取る人の存在も重要だと思うので
受け取る人が求めているものを発信してくれるのは嬉しい。
逆に、ファンを置いてけぼりにして
好きな方にばかり走ってしまうのはちょっとつらいし
本人が思う「好き」がそれほど伝わらないこともある。
好きなことばかりを求めるのではなく
一度立ち止まって
応援している人のこともちょっとだけ意識してくれると嬉しいな
なんて思った次第です。

週末にヤスくん出演のイベントライブを見に行くので
どんな曲を歌うか楽しみだ〜♪

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